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(敬称略/順不同)

命とはつないでゆくもの。つながってゆくもの。
つなぎ、つながるその瞬間、光り輝くものである。

岩井俊二(映画監督)

ずっと口の中に血の味が広がり、押し潰されそうになりながらスクリーンを見つめた。
苦しみの中から生まれる愛の重さに、私はきっと何度もこの映画を見てしまうであろう予感を感じる。
この作品に出会ってしまった中川大志と石井杏奈の二人の役者を途轍もなく羨ましく思う。SABU監督の渾身の力作だ。

白石和彌(映画監督)

SABU監督の元、中川大志さん石井杏奈さん、主演のお二人から放たれる成分に、気が付くと驚くほど深いところまで誘われていた。
観終わってから今一度このタイトルを想うと、胸が砕け散りそうです

斎藤工(俳優・フィルムメーカー)

主人公が貫くヒーローとしての姿が羨ましくなるほどに格好良い。その思いが周囲の人々に変化をもたらし、怒涛のクライマックスを迎える。まさに衝撃作だ。

片岡愛之助(歌舞伎俳優)

ヒーローになるのは目的ではない、結果だ。
自分のためにではなく、誰かのために戦った時、本当の勝利を手にするのだろう。
清澄と玻璃は、まぎれもなく互いのヒーローとなった。

中江有里(女優・作家)

清澄の玻璃に対しての真っ直ぐな気持ちや正義感が清々しく、それを受けて変わっていく玻璃の表情がすごく魅力的で素敵でした。
物語の中を生きている石井杏奈ちゃんと中川大志くんの二人が綺麗に重なって、気付けば私も一生懸命に二人の恋を応援していました。 真っ直ぐで切ない物語でした。

新木優子(女優)

少年少女たちの眼差しは、澄み切ってキレイで痛々しく
チクリとした疼きが胸から離れない
人を好きになる気持ちの根幹にある、誰かを幸せにしてあげたいという思い
その思いの持つ強さのなんと美しいことか
大切な人の幸せのために自分を差し出せる人こそが、ヒーローなのだと思った

宇垣美里(フリーアナウンサー)

「40にもなって青春映画なんて…」と気付けば2時間後。
目の前には過去の僕が笑っていて、とても恥ずかしくなった。
青春とは時期ではなく心の一部のことを指していたのですね。

中村佑介(イラストレーター)

よくある高校生の青春恋愛映画かと思ったら、とんでもない!
とにかく話が面白い!ストーリーが「進む」「展開する」というよりは、徐々に「濃く」「深く」なっていく作品でした。
そして中川大志さん・石井杏奈さんの演技が素晴らしく、抜け出せなくなるくらいに引き込まれました。アリ地獄みてーな映画だな!

カミナリ(芸人)

竹宮先生の作品が大好きでよく読ませていただいています。清澄くんや玻璃ちゃんはこの時こんな表情だったんだ…とかこんな街に住んでいるだ〜と小説を思い出しながら、映画も観させて頂きました。清澄くんの「相手のために伝えなきゃいけないって時もあるんだよ」というセリフが何かとても印象に残っています。ほんの少しですが予告の音声でこの作品に関わらせていただけて嬉しかったです。

堀江由衣(声優)

怒涛のごとき竹宮ゆゆこ先生ワールド!鋭すぎるナイフでめちゃくちゃに切りつけられながら、大きくて温かい愛にくるまれるような気持ちになりました。見る人それぞれの心に響くであろう名言だらけです!ぜひ!!

釘宮理恵(声優)

最初に思ったのは「何が」砕け散るの?ということ。タイトルから内容を想像することが難しいな…と思いつつあえてなにも情報を持たずに見たのですが、相変わらず重めのテーマというか…他者が描かない“人間の汚いところ”を描くのが上手い方だなーと思いました。
そして台詞回しに現れる竹宮先生感…。別の作品なのに見ていてすごく既視感があったというか。箇所箇所にすごく“エモい”セリフやシーンがあるので、自分の好きなシーンが人によって違いそう。最終的には見た人ごとに違う解釈が出来そうな、非常に考えさせられる終わり方をするのでぜひ見た人同士で「どう解釈した!?」と話し合って欲しくなる内容でしたね。あと個人的にヒーロー作品が好きなので、作中でヒーローの在り方みたいなお話が出てくるのが良かったです。
やっぱりヒーローって物理じゃない、心の強さなんだよなぁ…と改めて思わされました。

間島淳司(声優)

大好きな竹宮ゆゆこ先生の作品が初めて実写化されるということでとても楽しみにしていました。心に痛みを伴いながらも必死に生きている玻璃ちゃんと、眩しいほどの正義感と優しさ溢れる清澄くん。この2人の愛の行方を応援せずにはいられないと思います!(お汁粉も食べたくなります!)ぜひ劇場でご覧ください!!!

花澤香菜(声優)

2020年のランナウェイ・ホーム。時をかける少年。シャッターの閉まった夜の商店街に僕がずっと観たかった映画のぜんぶがありました。

峯田和伸(歌手)

清澄が境界線を越えて手を伸ばす。特別な力は持っていない。
それでも大切な人にとってのヒーローになれることを彼が証明してくれる。
俺も清澄のような、真っ直ぐで優しい男でありたい。
そして玻璃!こんなヒロインは観たことがなかった。
石井杏奈さんの演技、最高!

菅波栄純(THE BACK HORN)

ヒーローが差し伸べた手は水面を藻掻く悲鳴を救い出していたのではなく、水中で諦めた孤独を掬い上げていたのだとラストで痛く思い知る。

はっとり(マカロニえんぴつ)

石井杏奈の新境地、ここに参上
ヒーローになりたい人は見るべし。

河瀨直美(映画監督)

SABU監督作品での堤真一さんの存在感が凄まじい。 大好きでたまらない。

松永大司(映画監督)

人がヒーローたるためにはこれほどの犠牲が必要なのか、これほどの強さが必要なのか。目を伏せたくなるほどの圧倒的な純度を見せつけられた。
そして、私たちは問われる。「境界線はここにある。そっちにいるか、こっちにくるか。お前はどっちだ」と。

池田千尋(映画監督)

心は寄り添っていく二人のラブストーリーなはずなのに それを予測させない物語の展開にドキドキが止まらない。
竹宮ゆゆこさんしか描けない、心痛いリアルな高校生活の中に なぜか安堵させてくれるユーモアのあるセリフ。
それを自然に表現する主演のふたりの会話が素晴らしい。 言葉の1つ1つが突き刺さってくる。
間違いなく 石井杏奈史上、最高の石井杏奈が観れます。
ラストの 主人公の心の描写はSABU監督でしかできない唯一無二の映像に堪能。 切ないけど、優しい、
ヒーローとは、、、、それがわかった瞬間、涙と震えが止まらない映画だった。

久保茂昭(映画監督)

涙も血も流した二人の尊い想いが永遠であることを願わずにはいられない。
中川大志さんと石井杏奈さんが高い熱量で挑み、SABU監督が永遠にしてくれた。

三島有紀子(映画監督)

本質的な意味でのヒューマンなラブストーリーを持った作品です

ウェイン・ワン(映画監督)

最後に彼女が見せた笑顔。
普通の10代の少女の、ちょっと照れてはにかんで、それでも幸せを隠さない笑顔。
つながり、離れ、砕け散る物語の最後に彼女が見せた笑顔には、SABU監督が作品にこめた思いと優しさを感じました。

今千秋(アニメーション監督)

清澄と坡璃が人差し指を立てていう。
「ヒーローは、自分のためには戦わない」 この二人がめちゃくちゃ可愛いし、格好いい!
自分を守るために、必死に言葉で争う毎日に、時代にそぐわないはずのヒーローの条件が突き刺さる。
ぐるんと回ってしまった世界に立つ二人が、ずっと愛おしい。

髙橋泉(脚本家)

『とらドラ!』を萌え作品かと思って見たら、生々しい人間関係を描いた作品だった衝撃。
今回の『砕け散るところを見せてあげる』も、きれいな青春映画かと思ったら…!
そうか、それで堤真一さんがいるんですね…!

吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)

事前情報ゼロで観ることをお薦めします。スクリュードライブの効いた映画。 この邦画らしからぬ展開。
後半の展開には驚きの連続。SABU監督が邦画のメインに還ってきた!!

水道橋博士(お笑い芸人)

切ない、苦しい。そして、美しい。
青春に渦巻く弱肉強食と理不尽な世界。殺伐とした日常でも、僕たちのHEROは、半径5メートルにいる!
SABU監督が21世紀のフィルムノワールを何ともファンタジックに画面一杯に奏でる。
これこそが、ホンモノの、ほろ苦いヒーロー・モノガタリだ!

別所哲也(俳優)

清澄と玻璃の清らかな心に釘付けにされ、SABU監督の世界観に心を奪われました。
時間が経つのを忘れ心抉られました。名作です!

青柳翔(俳優)

トレーラーの段階からずっと観たかった作品。
SABU監督の世界観に裏切られることなく2時間があっという間に過ぎていきました。
そして個人的に石井杏奈という女優さんと出会って10年。
とても素晴らしい演技を改めて見せつけられたなと感じ、惹きつけられました。
是非皆さんにも大きいスクリーンで観ていただきたいと強く思いました。

鈴木伸之(俳優)

体内の温度が上がっていくのを感じました。
僕はどう繋がってきたのだろうか。そしてどう繋いでいきたいのか。
本心を砕こうとするくらいに問いただしてくれる作品でした。

町田啓太(俳優)

キャストの皆さん、1コマ1コマが素晴らしすぎました、この作品に携わりたかった。
素直に嫉妬しました。自分への活力になりました。
SABU監督ありがとうございます。とてつもないパワーを持った映画です。
公開されたらまた劇場で観させていただきます。

佐藤寛太(俳優)

自分の想いを守るため、水の流れに逆らって泳ぎだす主人公。同調圧力と闘う姿が胸に響く。

リリト・シュタンゲンベルグ(女優)

素晴らしい体験だった。
序盤では、軽快で柔らかいトーンで若い二人のそれぞれの心理描写があり、そこからスピード感を増してドラマが生まれ、心理描写はそこに在り続けながらも映画の雰囲気やジャンルまでもが恐怖映画のような雰囲気に向かって変容する。
二人のストーリーに引き込まれる。違った二つのスタイルが互いに重なり合い、この映画が持つ引力を作り出している。夢、恐怖、思い込み、現実、それらの狭間で揺れ動く表現を感じた。
また、この映画は日本のごく普通の日常の現実に根ざしていて、それが美しく構成されたひとつひとつ洗練された画の中で表現されている。

ウルリッヒ・グレゴール
(ベルリン国際映画祭フォーラム部門創設者)

清澄と玻璃の淡い恋の物語に次第に深く引き込まれていき、いつしか自らの青春も呼び起こしながら、その場に立ち会っている。
救済する側と救済される側、それは果たしてどちらなのか?巧妙なストーリー展開が、伏線を残しながら、観る者に心地よい疑問を与える。
そして、もう一度見返した時に衝撃の発見と感動が。
ヒーローがいなくなってしまった現代だからこそ、必要な物語。

澤邊芳明(株式会社ワントゥーテン 代表)

この作品を拝見し、人を想う事の『強さ』『深さ』、作品の中に溢れる『愛』『闇』に直面しました。
主演の2人はもちろん、全てのキャストさんに強く惹きつけられて離れられない、そう思わされる作品でした。

登坂広臣
(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)

誰かを守ってあげるとのことは誰かの英雄になること。それは地球を救うことよりもつらいことかもしれない。
これは、SABU監督が作り上げた暗くて奇異なラブストーリー。

キム・ジウン(映画監督)

誰かが助けを切望しているとき、その願いを見過ごさない者がヒーローになることができる。愛の物語の中に、温もりと緊張感が入り混じった魔法を見せてくれる、そんな映画でした。

チェ・スヨン(女優)

心臓を掴まれたような苦しさの中で、何気ない会話が一段と輝きを放ち、主演の中川大志さん石井杏奈さんのセリフの間に滲みでる空気感が儚くて尊い。衝撃のストーリーと共感性のある感情が自分の中で渦を巻いて、終盤は呼吸をするのを忘れそうになりました。

福田萌子(モデル)